機械ってどんなもの?

 

 みなさんは「機械」と聞いてどんなものを想像するでしょうか? 身近な機械といえば、自動車や電車がありますね。

 でも、少し考えてみてください。

 身の回りにあるテレビや冷蔵庫などの家電製品、スマートフォンなど皆さんが手で実際に触れられる形を持ったものたちは、どうやって作られているのか知っていますか?

 

 実は、こういった製品を作っているのは産業用の『機械』で作られています。
機械』が『機械』を作っているのです。
 それだけではありません。医薬品、食品、飲料水などなど、私達の生活を支えている全ての物は、工場で機械が毎日動いて作ってくれているのです。

 

 こういった機械がなくなれば、私達の生活は成り立ちません。では、誰がこれらの機械を作っているのでしょうか?

 これらの機械の多くは機械の設計や製作方法を学んだ『機械工学科卒業生』達が作っています。もちろん機械工学だけでは、さまざまな機械を作ることはできません。電気的なところやコンピュータによる制御に関するところなど各分野のエンジニアが集まって機械は作られています。 

 しかし、実際に動くパーツをどのように組み合わせて動かすのか? また、空気の抵抗を受けにくい速い車を作るためにはどうすればいいのか?

 こういった『もの作りの最初の一歩』を設計するのは、機械の「形」や「動き」の知識と「設計」・「製作」の技術を学んできた機械工学科出身者なのです。

 

機械工学科で学ぶこと

 

 機械の多くは鉄やアルミニウムといった金属で作られています。そこで機械工学科では鉄やアルミニウムの性質についての講義を受け、材料の性質を学びます。また実際に作るものを製図する技術と工場の工作機械を使って金属を加工する技術などを学びます。

 その経験を持って今度は、どのような形なら壊れないのか、どのような運動をするのかなど、材料や剛体、振動の力学を学んでいきます。

 更に機械を動かす内に発生する熱の影響や、周囲の流体の動きなどを学ぶことで、最終的に『機械を設計できる技術者』として卒業していくのです。

 進路は様々です。ある卒業生は製造業の企業に就職し新しい機械を開発したり、ある卒業生は食品生産会社に就職したり、別の卒業生はより深い専門知識を身につけるため、専攻科や大学へ進学したりしています。

ものづくり』の技術を身につけたい人は是非、松江高専機械工学科へ入学を考えてみてください。