令和6年1月17日（水）、国立研究開発法人産業技術総合研究所（以下、産総研）から、フェロー研究員（工学博士）渡利広司様、企画本部地域部審議役 塙賢治様が来校されました。渡利様は本校卒業生生産機械工学科第10期生（昭和58年3月卒業）であり、産総研ではイノベーション推進本部長等を務められました。また、昨年4月に、産総研が100％出資した株式会社AIST Solutions（アイスト・ソリューションズ）のコーディネート事業本部の専門家（証券アナリスト等）として勤務されている塙様は、日本政策投資銀行から出向されています。なお、独立行政法人国立高等専門学校機構（国立高専機構）と産総研は、2011年7月に連携・協力の推進に関する協定を締結しています。
今年度から、本校ではスタートアップ教育環境整備事業が始まりました。15歳から地域や社会の課題に気づき、そのマインド・スキル・アクションにより、新しい価値を創造することに挑戦する情熱を育むものです。今年、本校は創立60周年を迎えますので、高専教育からアイデアの創出、創造的なものづくり、事業化など、本校を拠点にして地域と共創するイノベーションに発展することを期待しています。産総研の皆様には、グローバルエンジニア育成事業、イノベーションハブ松江、学憩館（図書館等）、学生寮等を見学してもらい、本校のユニークで特長的な取組を理解していただきました。
