2019年9月のトピックス

中国・四国工学教育協会高専教育部会教員研究集会を開催

9月9日(月)に岡山市のピュアリティまきびにおいて,松江高専が主幹となり,令和元年度 中国・四国工学教育協会高専教育部会教員研究集会が開催されました.中四国の高専から合計23名の参加がありました.最初に,島根大学教育学部附属学校学習生活支援研究センターの宮崎紀雅准教授に「学生の個性に合わせた教育方法について」のご講演を頂きました.その中で,学生によって得意とする学習スタイルが異なること,松江高専の学習スタイルの特性などを教えて頂きました.その後,ご講演内容を踏まえ,学生の個性に合わせた指導方法についてグループディスカッションを行いました.各グループとも活発な議論が進められ,有意義な情報交換をすることができました.ここで得られた知見は,参加教員によって各高専へ持ち帰られ,今後の教育に活かされるものと期待されます.

 

第3回新任教員研修開催

 9月19日(木)、FD/SD(Faculty Development/Staff Development)委員長 武邊勝道 准教授により、第3回新任教員研修会が開催されました。研修テーマは「教員としてのキャリア形成の心得」でした。新任教員たちは、教務主事原 教授から「昇任を視野に入れた教員としてのキャリア形成」についてお話がありました.また,キャリア支援室室長の服部教授から,教員としてだけでなく,一人の人間としてのキャリア形成を考える「ライフキャリアレインボー」についてご紹介頂きました.そして,FD/SD委員長 武邊 准教授より「自分のタイプを理解して活かす」ことについて説明を受けました。FD/SD委員会では今年度も新任教員の支援に注力し、教員の授業力・学生指導力・研究室運営力の改善と同僚性の醸成を目指していきます。

情報工学科台湾研修旅行

 情報工学科5年生10名と教員2名が9月9日から14日まで台湾へ研修旅行に行きました。台湾東部の花蓮市にある国立東華大学での文化交流会が主な目的で、情報工学研究科顏士淨教授の研究室を訪問し、学生と英語で発表会を行いました。東華大学は広大な敷地を持つきれいな大学で、10階建ての図書館は屋上からの眺めが素晴らしく観光名所のようでした。また、顏教授や東華大生と一緒に1日観光に出かけ、タロコ渓谷、七星譚海岸、東大門夜市を一緒に回りました。ほとんどの学生が初めての海外でしたが、どうにか英語でやり取りして東華大生と仲良くなることが出来ました。台北や九份でも観光し、美味しいものをたくさん食べ台湾を満喫することが出来ました。東華大学生をはじめ、多くの台湾人にとても親切にしてもらい、みなとても台湾が好きになったようです。今回の研修旅行で皆大いに刺激を受けたようで、特に英語学習のやる気スイッチが入った学生が多く、今後に期待です。

[参加学生コメント]
真島 皓太郎:初めての海外旅行でしたが、想像以上に楽しかったです。料理も美味しくて、ぜひまた行きたいです。

内藤 真星:言葉、街並み、人、食べ物等様々な点で知らない世界を知ることができ、世界の広さと自分という存在の小ささを感じました。この世界にとって何者でもない私は、きっと何者にでもなれる。そんな可能性を感じました

川上 竜乃進:初めての海外だったこともあり、様々なこと心配していましたが、言葉が通じなくても気持ちは通じるんだと実感しました。その体験は普段私たちがとっているコミュニケーションは気持ちの交換であるということを再認識させてくれました。また私たちとは違う文化、共通する文化、その両方に触れることで、違いを大切にすることと共通したことを大切にすることの喜びを感じました。

小瀧敦也:初めての海外旅行で不安でしたがとても濃く充実した6日間を過ごすことが出来ました。大学訪問で現地の大学生と話し、英語でのコミュニケーションや文化の違いに触れることで日本ではなかなか無い経験ができたことを嬉しく思います。特に自分と同じ年齢の学生が自分と近い研究をし、その内容を英語でプレゼンしているのを見て自分も負けていられないと強い刺激になりました。

勝代 遥斗:初めての外国で自分の知らない文化に多く触れることが出来て、同時に世界が自分の知らないことで溢れているのだろうと思いました。まだ若く体力のある学生の間に様々な国の文化に触れてみたくなり、今回の旅行はそう思う良いきっかけとなりました。非常に楽しかったです。

F:今回の研修旅行は、今まで日本で過ごしてきて一度も経験できなかったことを経験することができました。日本語が通じないこと、日本の文化にはないもの、考え方の違いなどいろいろありました。それらを経験して自分はまだまだ知らないことがたくさんあるということを再確認できました。だからこそ今は、新しいことにも臆することなく挑戦して、いろんなことを経験し、人間としてスキルアップしていきたいと思えるようになりました。

川中伶真: 海外にいくことでしか見られないもの、観光や東華大学でのプレゼンテーション、学生との交流、どれを取っても今回の研修旅行に参加しなければ得られなかった経験ばかりで、とても充実した旅行になったと感じました。

佐々木翔一:初めての海外旅行でしたが、他国の文化や歴史に触れることができたり、東華大学の方々と交流することができたり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
また、普段とは違い、英語でコミュニケーションを図る機会が多い環境で過ごしたことは、とても良い経験になったと思います。

北村 将騎:台湾は、その歴史も噛み日本と近しい部分がかなり多く、非常に少ない心理的抵抗で活動をすることができました。また、現地特有の味や香り、人の雰囲気など普段は気にしないところからの刺激が新鮮に感じられました。特に良かったのは、なんといっても言語が通じないことでしょうか。それでも、拙い英語とわずかな中国語と大げさな身振り手振りで、思いのほか意思疎通が可能であることに感動しました。再びあの地を踏む機会が楽しみです。

福本 駿:今回の研修旅行で、特に東華大学との交流を通して、私はむしろ世界どこでも同じなんだなと思いました。 生活や文化の違いはあれど、そこに工学を好きな学生がいて、研究室があって、皆で集まって研究しているということが嬉しかったです。あと、タロコの崖はやばい。

 

 

 

ハワイ研修旅行に学生32名が参加

 9月8日から5泊7日の日程で、米国・ハワイ州オアフ島において海外研修旅行を実施し、本校4、5年生の計32名が参加しました。

 この研修旅行は機械工学科と国際交流委員会が合同で企画したもので、学生が普段の生活の場とは全く異なる海外において、言葉、文化、歴史などの体験学習や現地の人々との交流を通して、社会の多様性に対する学生の理解を深めることと、異なる環境に対する学生のチャレンジ精神を育むことを目的としています。 参加者は、研修の一環として全員でダイヤモンドヘッドを登山したり、数名のグループに分かれて、ホノルル市の公営バスであるザ・バスやタクシーを使って、ビショップ博物館、ノースショア、真珠湾アリゾナ記念館、太平洋航空博物館などを訪問し、施設を見学したり、施設のスタッフや住民の方から説明を受けたりしました。

 一方、海外におけるものづくり施設の見学として、段ボールなどの包装資材に関するグローバル企業であるレンゴー株式会社の現地法人Rengo Packaging Inc.(RPI)、そしてハワイ大学マノア校(UHM)を、参加者全員で訪問しました。RPIでは工場見学の他、米国における製造現場での安全管理の厳しさ、包装資材の製造工程、さらには日本人が海外勤務で苦労する点などの説明を受けました。またUHMでは、同校の機械工学科における教育内容の説明を受けたり、教育プロジェクトの一つであるフォーミュラカー製作の現場を見学したり、さらにカフェテリアで昼食をとりながら、学生同士で交流を図りました。

 参加者は「海外の文化や習慣を学べてとても良い経験になったので、ぜひ後輩にも参加を薦めたい」,「英語で会話ができるようになると世界が広がることがわかったので、英語学習に対する意欲が増した。」などの感想の述べていました。

 

           

機械工学科1年生、広島県へ研修旅行を実施

 9月9日(月)、10日(火)の両日、機械工学科1年生を対象に広島県呉市と広島市への研修旅行を実施しました。この旅行は、機械工学分野に関する専門教育やキャリア教育の一環として、毎年この時期に実施しているものです。
 この旅行では、明治から120年にわたって造船事業に携わっているジャパンマリンユナイテッド(株)呉事業所を訪問しました。同社は、世界トップクラスの技術リソースと造船設備を活かした省エネを意識した商船事業、艦船事業、船舶・海洋構造物を建設する海洋・エンジニアリング事業、グローバルネットワークを活かした船の一生をサポートするライフサイクル事業の4つの事業を行っています.
 まず、学生は研修室にて造船の過程などを説明するビデオを視聴した後,2班に分かれて30万トン級のタンカーなどが建造されているドックなどの見学を受けました.見学中はそれぞれの場所で日本の造船技術が世界標準となったブロック工法などの各作業内容について説明されました。
 コンピュータを使ったさまざまな高精度加工を行いながら、鉄を熱して曲げる”ぎょう鉄作業”における「水かけ3年、焼き10年」などと言われる熟練者の技能の重要性などの説明もあり、造船における人間のもつ技術の大切さも学びました。
 学生らが提出した報告書には、「思った以上に船が大きなことが実感でき、造船に興味がわいた」、「色々な人が協力して、1隻の大きな船を作ることがわかり、自分も学校での実習で周りの人と協力して作業したい」、などの感想が記してありました。今回の工場見学を通して、船に関心を持つようになり、また就職に対する意識が芽生えたように思います。工場見学の後、学生らは呉大和ミュージアムに入館したり、広島平和祈念公園を散策して平和の大切さを感じるとともに、学生同士の交流を深めていました。