機械工学科1年生、広島県へ研修旅行を実施

 9月9日(月)、10日(火)の両日、機械工学科1年生を対象に広島県呉市と広島市への研修旅行を実施しました。この旅行は、機械工学分野に関する専門教育やキャリア教育の一環として、毎年この時期に実施しているものです。
 この旅行では、明治から120年にわたって造船事業に携わっているジャパンマリンユナイテッド(株)呉事業所を訪問しました。同社は、世界トップクラスの技術リソースと造船設備を活かした省エネを意識した商船事業、艦船事業、船舶・海洋構造物を建設する海洋・エンジニアリング事業、グローバルネットワークを活かした船の一生をサポートするライフサイクル事業の4つの事業を行っています.
 まず、学生は研修室にて造船の過程などを説明するビデオを視聴した後,2班に分かれて30万トン級のタンカーなどが建造されているドックなどの見学を受けました.見学中はそれぞれの場所で日本の造船技術が世界標準となったブロック工法などの各作業内容について説明されました。
 コンピュータを使ったさまざまな高精度加工を行いながら、鉄を熱して曲げる”ぎょう鉄作業”における「水かけ3年、焼き10年」などと言われる熟練者の技能の重要性などの説明もあり、造船における人間のもつ技術の大切さも学びました。
 学生らが提出した報告書には、「思った以上に船が大きなことが実感でき、造船に興味がわいた」、「色々な人が協力して、1隻の大きな船を作ることがわかり、自分も学校での実習で周りの人と協力して作業したい」、などの感想が記してありました。今回の工場見学を通して、船に関心を持つようになり、また就職に対する意識が芽生えたように思います。工場見学の後、学生らは呉大和ミュージアムに入館したり、広島平和祈念公園を散策して平和の大切さを感じるとともに、学生同士の交流を深めていました。