電気情報系基礎科目
数学を学ぶためには基礎知識としての算数が必要です。英語を学ぶためには、母国語としての日本語が使えなくてはなりません。
同じように専門科目を学ぶためには、専門科目の基礎となる電気情報系基礎科目を学びます。エネルギーのこと、エレクトロニクスのこと、コンピュータのことを学ぶ基礎となります。
エネルギー系科目
電気がなければインターネットは動きません。電気がなければスマホも動きません。電気がなければ電気自動車も動きません。(ガソリンスタンドも動かなくなりますから、ガソリン自動車も動きません)。
社会を支えるためには電気エネルギーが必要です。電気エネルギーを作り出し、必要なところに送り、効率よく使うためにエネルギー系科目を学びます。
エレクトロニクス系科目
量子力学って・・・。聞いたことはありませんよね。物理学のひとつの分野ですが、光や電子や原子などのミクロの世界がどう動いているかを学びます。これが、何かの役に立つかって?ところが、現代の社会には重要なのです。
コンピュータもネットワークも、動かしている半導体の中は、すべて量子力学の世界です。エレクトロニクス系科目では、ネットワーク社会を支える半導体技術を学びます。
コンピュータ系科目
現代の社会は、コンピュータとネットワークが支えています。目に見えないところ、たとえばテレビの中にも自動車の中にもコンピュータは入っています。コンピュータが何をしているのか。ネットワークとどうやってつながっているのか。知っていなくても使えます。しかし、知らなくてはコンピュータシステムを作ることも、ネットワークシステムを支えることもできません。コンピュータ系科目では、コンピュータを作り、使う技術を勉強します。