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2015年4月、電気情報工学科がスタートしました

実験レポートについて

電気工学科には多くの実験がありますが、その目的は以下のとおりです。
(1) 電気・電子現象や回路の基礎的な考え方を理解します。
(2) 計測の技術を習得します。
(3) レポ-トを書くことで記述力や情報収集能力を高めます。
(4) グル-プで実験しますのでコミュニケ-ション能力を向上させます。
レポートについて
(1) 実験が終わったらすぐに,測定した結果を図や表に整理します。
(2) 図や表の結果をもとに,何故そういう結果になったか考えます。
(3) 結果は自分の考えだけでなく,教科書や他の本を調べ論理的にあっているか検証します。
(4) レポートを作成することで,実験で得られた知識を自分のものにします。
(5) レポートの提出は遅れてはいけません。期限厳守です。
もし期限を守れなかったら
レポートを会社に入ってからの仕事と考えてみましょう。
レポートを作成するところは「自分の仕事」です。締切が守れないと,それを受けて作業する「次の人」が困ります。次の人は,自分の「同僚」や「上司」です。次の人の仕事も遅れて迷惑をかけてしまいます。最悪の場合,会社の納期が間に合わないことになります。
自分が仕事を終わらせなかったため,会社に損害を出してしまいましたね。その時,次の人の「あなたに対する評価」はどうなるでしょう。何らかの形で挽回できればいいのですが,度重なると信頼をなくしてしまいます。信頼されない人には,仕事は回ってこなくなります。会社からも必用とされなくなってしまうでしょう。仕事における「締切」は,それほどに重要です。
レポートの構成
レポートの構成は,以下のとおりです。
[1] 実験の目的:実験を行う目的,何故実験をするのかを書きます。
[2] 実験の原理:実験で理解する原理の要点を書きます。
[3] 使用器具:測定に使用した器具,材料等を書きます。
[4] 実験方法:実際に行った実験の手順を書きます。「行ってからレポートを書きます」ので書き方は過去形です。
[5] 実験結果:実験で得られた測定結果を図や表にまとめます。「図や表を他の人が見たら一目で理解できる」ことを常に考えましょう。
[6] 検討・考察:結果に対して,得られた理由を記載します。自分の考えだけでなく,文献調査を行い,論理的に記述します。
[7] 参考文献:参考書等を引用した場合,その情報をまとめて記述します。その時,レポートの本文中に参考文献を使った場所を記します。通常は上付き文字で通し番号を書きます。
図・表の番号について
すべての図・表には、それぞれ1から通し番号をつけます。図では,作成した図の下に番号をつけます。表では,作成した表の上に番号をつけます。

report-fig1 

図の書き方について(要点)

·       図は方眼紙や対数グラフ用紙を使用する。

·       軸(縦軸,横軸)は必ず描く。

·       余白部分に文字を書かない。

·       軸のラベルを書く(電圧[V],電流[mA]など)。

·       測定点は○●×△▲□■などで区別してプロットする。

この時,何のデータかがわかる説明(凡例)を記載する。

·       測定点のプロットは大きめに,かつ明瞭に描く。

·       プロットは平均値を記載することが多い。

·       必要に応じて,測定点を線で結ぶ場合がある。直線となるのか曲線となるのか,理論的にはどちらか考えること。

 また,線の種類を凡例ごとに変えること。

·       曲線的に変化する場合は,自在曲線定規などを使用して丁寧に描く。

·       理論値(マーカ無:実線)と実験データは図中でわかるように描く。

·       3年生以上では,偏差という考え方を学習しているので,偏差の値を記載する。

重要なこと

·       実験が終わったらすぐに書くこと。それが短い時間で書く秘訣です。

よく見かける間違い

·       図や表は,分割しないこと。とくに図の中に(a), (b)などの部分図があるときに,ページをまたぐことのないよう注意する。

 英語では図表番号はFigure 1, Table 1のように“固有名詞”として数えます。つまり,それぞれの図や表は1つ1つが独立したものです。

 顔の写真を上半分と下半分を別々に載せることはあり得ません。図や表も同じです。

 

 

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