テレビ、冷蔵庫、電話など、かつて私たちの暮らしを支えてくれたのは「電気」製品でした。
エンジニアの努力によって技術は革新され、電気製品は、少しずつ使いやすくなっていきました。
やがて製品は進化し、コンピュータ、スマートホン、デジタル家電など、「電気」で動く製品はモバイルとなり、
マイコンを組み込み「情報」機器と呼ばれるようになりました。
また一方、
現在の私たちのエネルギーは、化石燃料に頼っています。太古の昔、地上にあった植物を私たちはエネルギーとして燃やしています。
しかし、これからは風力や太陽光など、電気として作られる再生可能エネルギーに転換しなければなりません。 このように現代社会は、電気エネルギーによって支えられ、情報機器によって動かされています。
電気情報工学科では、電気を作り、省エネを実現するエネルギー技術、製品を作るエレクトロニクス技術、マイコンを動かすコンピュータ技術を、授業と実験・実習を通じて学びます。
【電気情報工学科の教育目的】
電気情報工学分野の理論、知識および技術を身につけ、エネルギー・エレクトロニクス・コンピュータ分野に貢献できる実践的な技術者の育成を目的とする。
【ディプロマ・ポリシー(卒業の認定に関する方針) 電気情報工学科特有のもの】
1:電気・電子、情報工学に関する基礎知識がある。
2:電気・電子、情報工学に関する機器を取扱い、データを収集・解析・考察するための基礎能力がある。
3:電気情報システムをデザインするための基礎能力がある。