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3週目は、3年生の実験がありました。ここでは、「シーケンス制御」と「PC基礎」を紹介します。
3年 シーケンス制御
電気を流すと回路の一部分を切ったり、つなげたり、切り替えたりする「リレー」という素子を活用した制御をシーケンス制御といいます。
安定性が高いので、身の回りの様々なところで使用されています。
この実験ではボタンを押すと物理的な動きをするようにラダー図(シーケンス制御の回路図)を書いて、その図と同じ動きをするようなプログラムを
装置に記憶させます。
ちなみに、画面中央より少し奥に頭だけ見えている青色のコンプレッサーから高圧の圧縮空気が送られていて、透明なチューブの中には送られてきた空気が通っています。物理的な動作をするとき、空気の「シュポッ」という音が聞こえます。結構心地いい音で、聞いていると楽しいです♪
3年 PC基礎
コンピュータも扱える電気情報系エンジニアになるためには、コンピュータのハードウェア(電子回路基板やメモリ、記憶装置などのコンピュータの物理的な中身)とソフトウェア(プログラムなど)、両方に詳しくなる必要があります。この実験では、ハードウェアを実際に触ったり、コンピュータを作ったり、Windowsを入れたりします。他にも映画などでよく出てくる黒い画面に白い文字が出ている「コマンドプロンプト」の操作についても学習します。
下の写真を撮りに行ったときにはハードウェアをいじっていました。具体的にはメモリ(プログラムを実行するために必須の電子機器)をマザーボード(コンピュータで一番大きくて重要な電子回路基板)に抜き差しする練習や、コンピュータの頭脳であるCPUを取り付け、その上にクーラーを取り付けるなどをしていました。下の写真は取り付け風景です。
下の写真はデスクトップコンピュータの中身です。実は、Windowsを動かすだけならこれくらいスカスカな中身でも動きます!
この記事を書いている人は、これをカスタマイズして色々なことができるコンピュータを作ったりしています。楽しいですよ~♪
2週目は2年生のミニロボコンと3年生の実験が行われました。今週はミニロボコン(電気情報創造演習3という科目で実施)について書きます。
ミニロボコンはルールに対応するロボットを自ら設計して作り、最終日に対決して優勝者を決めるものです。通常では2年生の前期に行います。作る時にはモーターキットの組み立てのようなプラモデルを作る作業だけではなく、ボール盤やノコギリなど、本格的な工具を使って材料を加工していきます。
ミニロボコンについては、今年度のオープンキャンパス特設サイトで動画も公開します。とても楽しいこの授業、ぜひ動画で見てください!
3年 電源回路
交流を直流に変換する電源回路に関する実験を行います。
3年 アナログ回路・ディジタル回路
様々な値を持つアナログ信号を処理する回路の実験と、2つの値を持つディジタル信号を処理する回路の実験を行います。
3年 マイコン回路1
PICマイコンという家電製品などに入っている小さなコンピュータに数字をデジタル表示をするためのプログラムをする実習です。手で操作するスイッチの状態に合わせて、表示器が出す数字が変化します。
3年 LEGOプログラミング
LEGOロボットに対してプログラミングをし、線上を動き続けるライントレースロボットとして動くようにします。
メカトロニクス技術を理解するための様々な知識を学びます。