機械工学科とは

機械は『ものづくり』の基本

 世界には機械があふれています。自動車、鉄道、飛行機やロケット、更にはスマートフォンにテレビとか洗濯機などの家電製品まで挙げると、正にきりがありません。さらに、こういった私たちが日常に使っている機械は、全て工場で動いている産業用の機械によって作られているのです。私たちの便利な生活は機械によって支えられていると言っても、過言ではありません。
 機械工学とは、こうした『機械』の仕組みを理解して、修理したり改良したりすることはもちろん、全く新しい機械を開発していくための知識や技術を学んでいく学問です。
 機械工学科では、機械工学を修め、さまざまな機械を作り上げていく技術者を育成するために、効率的なカリキュラムを取り入れています。

機械工学科で学ぶこと


 上の飛行機の写真を見てください。飛行機はたくさんの人を乗せて安全に空を飛ぶために、さまざまな最先端の技術が使われています。いろいろな技術のかたまりである飛行機を作るために必要な知識の中で、機械工学科で学ぶ大きな柱が3本あります。
 それが、 材料工学 流体工学 熱工学 です。

材料工学

 飛行機は空を安全に飛ぶために、軽くて丈夫な材料を使います。そのため、機械で使われる金属例えば、鉄の合金”鋼”などの特徴を学びます。また、どうすれば少ない材料で壊れにくくするかを学ぶために、材料力学を学びます。

流体工学

 飛行機は高速で空を飛びます。F1などのレースをする車もそうですが、高速で移動する機械にとっては、空気の抵抗もうまく減らさなければなりません。また飛行機が空を飛ぶ原理も流体工学で説明ができます。このように空気や水の流れの影響を学ぶのが流体工学です。

熱工学

 飛行機を飛ばすためには、動力が必要です。ジェット機では、タービン内で燃料を燃焼させることで、前に進む力、"推力"を得ています。また、多くの車ではエンジンで燃料を燃焼させて動いています。このように燃料を燃焼させて動力を得るとき、なるべく少ない燃料で多くの動力を得る効率の良いエンジンなどが必要です。効率の良いエンジンや燃料を燃焼させる方法について学ぶのが熱工学です。

 これらの、工学以外にも機械を具体的に設計するための設計法、モノづくりには欠かせない計測法や機械を制御する方法などを豊富な実験・実習とともに学んでいきます。