第3回全国高等学校総合クイズ大会にて全国ベスト8!
9月13日に開催されたクイズ大会「第3回全国高等学校総合クイズ大会(ニュース・博識甲子園)」に松江高専クイズ研究会から佐々木涼太郎くん(情報工学科3年)、小松原慧くん(電気情報工学科3年)、藤原一馬くん(情報工学科3年)の3人がチームで参加し、初出場にもかかわらず見事全国ベスト8という快挙を成し遂げました!
この大会は一般社団法人日本クイズ協会が主催するクイズ大会で、高校生3人が1チームとなって参加します。今年は全国から631人の高校生が参加しました。そんな中彼らのチームは1次予選で2位と大きく差を開け全国1位というぶっちぎりの成績を叩き出すと、2次予選も華麗に1位で通過。見事決勝に進出しベスト8という結果を収めました。発足してまだ2年にもかかわらず様々な大会で実績や結果を残す松江高専クイズ研究会。今後もその活躍が期待されます。
原教授が令和元年度教員顕彰(一般部門)「優秀賞」を受賞
令和元年度国立高等専門学校教員顕彰において、本校情報工学科の原 元司教授が、「情報環境改善と管理運営業務に対する貢献」の題目で、一般部門の優勝賞を受賞し、令和2年9月29日(火)に本校において表彰状の授与が行われました。
(独)国立高等専門学校機構では、管理運営、地域社会への貢献を含め、学生教育を中心とする分野において顕著な功績を挙げている教員について、毎年表彰を行っており、原教授の取り組みは、これに相当するものと認められ表彰されました。
産業人材のニーズに基づく技術教育改善プロジェクト:オンライン講義の実施
このプロジェクトは、独立行政法人国立高等専門学校機構と独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力により、バングラデシュ人民共和国の技術教育の改善を目的に実施しているもので、本校からは機械工学に関する技術指導の担当者として、バングラデシュ出身の機械工学科アシュラフル アラム准教授がプロジェクトの一員となっております。本来であれば、現地への渡航による技術指導が実施されていましたが、新型コロナウィルス感染症流行拡大のため、渡航による技術指導が実施できず、初めてオンラインによる講義が8/17,19,24の3日間実施されました。
当日は、理科学実験で用いられる実験器具を使用した流体工学に関する講義を中心に実施し、必要に応じて受講者の意見等を聴きながら、講義を進めました。初めてのオンライン講義ではありましたが、特にトラブルもなく実施することができました。アラム准教授は、「高専機構の一員として母国の技術教育改善の一助となることはとても光栄であり、今後も力になりたい」と母国を引き続き支援することへの抱負を述べていました。
このプロジェクトは令和6年2月まで続き、アラム准教授は引き続き、技術指導を行っていきます。
松江高専クイズ研究会が「プレAQLオンライン」にて全国3位
8/15に行われたクイズ大会「プレAQLオンライン」において、本校クイズ研究会が全国の高校の中でトップリーグであるジュニアAリーグから出場し、見事3位という結果を残しました。大会では彼ら特有の仲の良さ・チームワークで終始試合を進め開成高校や早稲田高校など並いる都会の進学校との対戦に勝利し、素晴らしい結果を収めました。昨今のコロナ禍で普段通りの活動が出来ない中もめげずにオンラインで練習を重ね、普段は地理的にできないような他校との練習試合を行ってきました。メンバーの佐々木涼太郎くん(情報工学科3年)は「全国に僕らの強さが、都会だけでなく田舎にもクイズが強い学校があるんだということが、この大会で証明できたと思う。仲の良い友達でこのクイズ研究会を作ってから2年弱。初めてAQLに参加して地域リーグ最下位だったあの時から、ついにここまで来れた。あの時クイズ研究会を作って良かった。」と喜びを噛み締めています。
今後の活動については、「僕たちはここがゴールとは思っていない。さらに高みを目指してこれからも頑張っていきたい。」と語っています。また、この大会で好成績を収めた彼らは、8/21に開催された「第1回夏のセンバツAQL」に招待されました。この大会はトーナメント方式で、こちらも全国ベスト4という見事な結果を収めました。また、センバツAQL当日はBSS山陰放送さんから取材に来ていただきました。彼らの今後の活躍に益々期待です。
※ 写真使用許諾:AQL実行委員会
※ 写真使用許諾:BSS山陰放送
公益社団法人日本技術士会中国本部との協定締結
8月18日に公益社団法人日本技術士会中国本部との協定締結を行いました。この協定は、機械や建設、情報工学など、21の分野で活躍する技術士の国家資格を取得者などでつくる団体である日本技術士会と本校が相互に連携・協力をすることにより、科学技術に関して21世紀の中核となる技術者の人材育成支援を推進し、もって地域社会の発展に貢献することを目的に締結したものです。
今後この協定に基づき、学生対象の特別講演や授業への技術士の派遣依頼、日本技術士会中国本部主催の講演会への本校教員の派遣などを行う予定です。
本協定締結につきましては、山陰ケーブルビジョン(マーブル)「まるまる松江」(8/18付)にて放映されました。また、中建日報社(8/20付)、山陰中央新報社(8/28付)に掲載されました。
※記事使用許諾:技術士会中国本部
「学憩館」竣工記念式典
本校では、8月17日(月)に「学憩館(がくけいかん)」竣工記念式典を実施しました。同館は、時間の経過とともに施設の老朽化等が顕著となった図書館・情報処理室を改修し、図書館・情報処理室だけでなく保健室・相談室を含む学生生活を支援する総合施設となり新たに命名しました。学憩館は「まなびあい、つながり、未来をえがく」をコンセプトに、アクティブラーニングに活用できるラーニングコモンズ等を新設し、多様な学びの空間を創出していきます。
式では、大津宏康校長から、「多目的で活発化した、教育スタイルのイノベーションとなる拠点を目指します。」と挨拶がありました。箕田施設設備委員長より工事経過と施設概要の説明に続き、来賓を代表して松江高専同窓会陶山知政会長からの祝辞を頂き、関係者によるテープカットを行い改修工事の竣工を祝いました。
(左から、松江高専同窓会陶山会長、松江高専大津校長、松江テクノフォーラム目次副会長、松江高専後援会青戸会長)
玉湯公民館とのオンライン講座を開催
8月7日(金)、玉湯小学校の生徒10人に対し、オンライン出張講座を開講しました。この講座はマツダ財団の事業助成を受けて開催されたものです。「家庭で学べるぼうサイエンス~手作り実験で再現する地震被害~」と題して、防災クイズや地震被害の再現実験、手作り実験をGoogle meetを使って配信しました。画面越しでのやり取りでしたが、クイズや実験を通して、身の回りの防災について興味を持つ良いきっかけになったと思います。
管理職等を対象とした男女共同参画研修会を開催
8月5日(水)、本校では初めてとなる管理的立場にある教職員を対象とした男女共同参画研修会を実施し、14名が参加しました。 “しまね女性の活躍応援企業”としても活動されている松江土建株式会社様から講師をお招きし、「建設らしくない建設会社を目指すために~女性が活躍できる職場環境づくり~」と題してご講演いただきました。「制度を作る、整備することはあくまでも手段であり、個人の意識が変わらなければ、組織は変わらない。」と述べられ、個人の意識を変えるために、組織として明確な意思を示すことの重要性を強調されました。
また高専機構における休暇取得、育児・介護の支援制度について、担当者から説明を受け、内容や取得方法等について確認しました。今回の研修の内容を、今後の本校の取組みへ活かしていきます。

