「多田銀銅山遺跡」関連イベントにて鉱山坑道跡探査用ロボット実演
令和2年11月28日、兵庫県猪名川町多田銀銅山「悠久の館」にて企画展『多田銀銅山遺跡~どうして国史跡になったの?~』の関連イベントが開催されました。当日は本校電子制御工学科久間研究室の卒業研究生である森崎陽紀君、常松沙智君が「鉱山坑道跡の探査用に開発した3次元レーザスキャナ搭載ロボット」の実演を行いました。受講者からは、「ロボットが変形するのがおもしろかった。すごいと思った。」「貴重な体験をさせて頂き、とても楽しく銀山調査の事を勉強させてもらいました。」「鉱山の研究の様子が知れてよかった」などの意見が寄せられました。企画展は多田銀銅山「悠久の館」で令和3年3月28日まで開催されています。展示ブースではロボットを用いて鉱山坑道跡を3次元レーザ測定した結果をご覧いただくことが出来ます。
環境・建設工学科2年生が松江市内の建設工事現場を見学
2020年11月27日(金)に、環境・建設工学科2年生が松江市内にある松江土建株式会社の建設工事現場を見学しました。午前中は、IT技術を活用した実施工例やデモ実演を含んだ環境部の事業内容についてのお話を伺い、静間仁摩道路五十猛地区の現場をリモートで見学しました。松江高専OBの方とのリモートでの質疑応答は大変盛り上がり、有意義な時間を過ごすことができました。午後は、松江市営陸上競技場(土木工事)と玉湯中学校体育館(建築工事)の現場を実際に見学しました。まだ学校で習っていない工法に関する説明もありましたが、学生たちは積極的に質問することで、しっかりと内容を理解することができました。自分たちの学んだこと・これから学ぶことがどのように活かされ、どう役立っているかを感じることができ、これから本格的に専門分野を学んでいく学生たちにとってとても良い刺激になったと思います。ご多忙の中、貴重な機会をご提供していただいた松江土建株式会社の皆さま、大変ありがとうございました。
令和2年度留学生研修旅行(しまね発見の旅)
12月5日(土),翌6日(日),留学生およびチューターを対象とした研修旅行を実施しました。今回は留学生6名(モンゴル4名,ブラジル1名,ラオス1名),日本人チューター3名,引率教員1名の計10名で島根県西部を訪れ、日本の自然、歴史および文化について学ぶとともに、留学生、チューターおよび教員との交流を深めました。参加者からは、「和紙を作る体験がとても楽しかった、日本の文化に触れることができて、とても勉強になった」といった感想が聞かれました。
外国人留学生との交流懇談会開催
12月9日(水)、本校442講義室にて、令和2年度外国人留学生交流懇談会を実施しました。まず初めに、大津校長より開催のあいさつがあり、その後留学生およびチューターがそれぞれ自己紹介をしました。次に、今年度入学した外国人留学生のムンフビレグさん(機械工学科3年)と、エッディさん(情報工学科3年)が出身国であるモンゴルについてプレゼンテーション形式で発表しました。モンゴルの地理的な説明に始まり、モンゴルの伝統的な住居や衣装などについて日本語で説明しました。最後に、外国人留学生のビトルさん(機械工学科4年)とチングーンさん(情報工学科4年)の2名が11月と12月に実施した研修旅行について報告しました。ビトルさんからは鳥取砂丘から望む日本海がとても美しく、出身国であるブラジルの海を思い出した、チングーンさんからは石見神楽や石見銀山の日本の伝統文化にふれることができたなどの感想を聞くことができました。このほか、参加者より留学生へ出身国のことや研修旅行での思い出などについて質問があり、留学生はそれに答えるなど,和やかな雰囲気で親睦を深めることができました。
本科3年生(9名)がオゴノリ刈りを体験
2020年12月11日(金)に、3年生向け選択科目「実践工学英語」の受講者9名が、「認定NPO法人 自然再生センター」が主催する「オゴノリ刈り」に参加しました。オゴノリとは海藻の一種で、中海のオゴノリを船上から採集し、それを大豆畑の肥料用に粉砕する作業を体験させていただきました。化学肥料の台頭により採集されなくなったオゴノリは海中で腐ってしまい、中海の水質悪化につながっています。このオゴノリを間引き、安全な肥料としてリサイクルすることは、まさにSDGs (Sustainable Development Goals) のゴール12, 14, 15 (下記URL参照) に貢献する活動であると言えます。参加した学生諸君には、将来、地球環境に配慮した設計・開発ができるエンジニアとしてグローバルに活躍して欲しいです。
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環境・建設工学科3年生が大田市の道路建設現場を見学
2020年11月25日(水)に、環境・建設工学科3年生が大田市の道路建設現場(道路改良工事および鋼橋上部工事)に見学に行きました。見学前には、工事概要や工事内容の説明を受け、現場で使われているICT(情報通信技術)などについても学びました。そして、その後の現場見学では、施工途中の法面や鋼橋の上部に上るという貴重な経験をしました。また、見学中には、学生たちが積極的に現場の方に質問をしていました。今回の現場見学が刺激になり、これまで以上に勉学に励んでくれることを期待しています。 ご多忙の中、貴重な機会をご提供していただいた国土交通省 中国地方整備局 松江国道事務所、松江土建株式会社、株式会社駒井ハルテックの皆さま、大変ありがとうございました。
松江高専男女共同参画研修会を開催
12月7日(月)及び8日(火)、松江高専男女共同参画研修会を開催しました。この研修会は、本校教職員の男女共同参画に関する理解を深めることを目的として毎年実施しています。今年度は株式会社リカレントの鈴木昭二氏を講師にお招きして「ダイバーシティ研修」を実施し、77名の参加がありました。ダイバーシティ(=多様な人材が集まっている状態)から一歩進んで、集まった一人ひとりの個性を活かそうという考え方が“インクルージョン”で、大切なことは“個人を尊重して考えること”ということを学びました。アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)をなくすことは難しいため誰にでもあるものと認識し、発言や行動に配慮することの大切さについて理解を深めました。誰もが働きやすい職場づくりのため、今回の研修の内容を今後に活かしていきます。
男子バレーボール部の壮行会を開催
12月5日(土)、コロナ対策のため少人数ではありましたが、高専OBの方々に男子バレーボール部の壮行会を開催していただきました。男子バレーボール部は、令和3年1月5日から始まる全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春高バレー)に出場します。
※ 春高バレー出場に向け皆様に寄付金の御協力をお願いしたいと考えています。寄付金に関しましては、ホームページの画面右からご確認お願い致します。