環境への取り組み

環境を考えるエンジニアの育成のために

 松江高専では,平成13年度に教育目標として,『学(ま)んで創(つ)れるエ(え)ンジニア』を掲げました。このなかで,私たちは「エンジニア」の定義を「世界市民として,社会に貢献し環境を考え,技術の進化に挑戦する意志」を持つ者とし,地球環境保全に貢献できる「エンジニア」を育成することを宣言しました。この教育目標を達成し,島根県の方針である環境保全活動に積極的に参加すること。さらに,地域密着型の高等教育機関として将来の社会を担う若い世代への環境教育の充実と客観的評価を保障するために, 環境に関する国際標準規格ISO14001の認証取得を目指して2004年4月から全学を挙げて活動を開始しました。

 松江高専では,活動の指針として5項目の環境方針を掲げ,方針を達成するためのマニュアル,手順書,マネジメントプログラム等を作成し実行してきました。その活動に対し,2004年12月20~21日に第1次審査(事務局と環境・建設工学科の文書審査),2005年1月26~28日に第2次審査(全ての部門の文書及び現場審査)が実施されました。この審査を経て、ISO14001が要求している全ての項目に対して規格を満足していることが認められ、2005年2月14日に認証を取得することができました。学校全体でISO14001の認証を取得したのは全国の高専では松江高専が初めてであり,また,島根県の学校としても最初にISO14001の認証を取得することができました。これを良い機会とし、その後、学生や教職員における環境や安全に対する意識も高揚するとともに、取り組みも強化されてきました。このような活動を通じ、環境や安全に対する取り組みも学生や教職員の間に定着してきました。

 このため、今後は、審査登録機関の審査によらず、自らの責任と自覚をもって更なる環境改善を目指して「自己宣言」を行うこととし、松江高専の環境に対する教育,研究,地域連携などの様々なサービスに対して継続的な改善を進めることになりました。