2019年9月のトピックス

生馬小学校 「まち探検」で来校

 9月27日(金)に生馬小学校2年生17名および引率の先生2名が、授業で行っている「まち探検」の一環で松江高専に来校しました。はじめに松江高専の概要について説明を受け、複合加工実験室で工作機械の稼働する様子や観察しました。その後、学びの庭で電気情報工学科の「セグウェイ」「ドローン」の体験、環境・建設工学科の材料実験室でコンクリートに関す説明など様々な体験をしていきました。松江高専の広さに驚いたり、機械の動く様子に感動したりと興味を持ってくれたと思います。

 

情報工学科4年研修旅行を実施

 情報工学科4年の研修旅行が9月11日~13日に行われました.研修では,メルコパワーシステムズ株式会社(神戸)の工場,さくらインターネット株式会社(大阪)のデータセンター,およびパナソニックミュージアム(大阪)を見学しました.

メルコパワーシステムズでは,電力や水力のような社会インフラに向けた制御システムの開発・運用に関する説明を受けました.社会インフラに向けたシステムは24時間365日の稼働が要求されます.そのため,システム開発とともに正しい稼働を保証するための運用テストが非常に重要になります.学生は,普段授業で学ぶことの延長に我々の生活を支えるものが作られていることに驚きを持ったようです.

さくらインターネットでは,お客様から預かったデータやインターネット上のサービスを運用する仕組み・施設であるデータセンターを見学しました.こちらも,社会インフラ同様24時間365日お客様がデータやサービスを使えることを保証するために,建物の中に火力発電施設を置き停電に備えたり,大量のコンピュータが安定して動くよう大掛かりな冷却設備(20階近いビル全体が巨大なエアコンのような構造になっています)を備えたりしていました.データセンターでは,1台のパソコンを動かすのとは全く異なる世界を知ることができました.また,ビルの地下に降りたり屋上に行ったりと身を持って都市型データセンターの特徴を体験できました.

パナソニックミュージアムでは,松下電器からパナソニックへと日本のモノづくりを支えるパナソニックがこれまで作った象徴的な製品をたくさん見ることができました.人の生活の問題を解決したいという製品の素晴らしさはもちろんですが,昔は大きかった製品が時を経て小型化されるように,技術の進歩を肌で感じることができました.展示のほとんどは学生が生まれる前に作られたものでしたが,「かっこいい」・「かわいい」と言った感想が多く聞かれ当時の製品の先進さが伝わってきました.

この他,大阪市内の見学や大学への訪問,また温泉施設でのお風呂三昧や美味しい料理を満喫など,とても楽しめた三日間となりました.

 

平山校長 タンザニア中学校訪問でActive Learning 授業

 8月27日(火)から4日間、平山校長がタンザニアにあるNGO法人MWEDO(Maasai Women Development Organization)の要請を受け、同法人が設立しているマサイ女子中学校を訪問し、現地教員との意見交換や1年生から4年生それぞれのクラスに向けて科学・工学的考え方に対するActive Learning 授業を行いました。MWEDOの設立者でマサイ出身でもある Ndinini Kimesera Sikar 理事は、マサイの女性や少女を支援する活動をされており、昨年11月に島根大学人間科学部  西崎緑教授の招きで島大を訪問した際に松江高専の授業見学や校長・副校長との意見交換を行いました。今回の校長訪問は、本校で行っている技術者教育の一端をMWEDOの女子教育に取り入れたいとのSikar 理事からの強い要望があり実現したものです。今後、島大西崎教授と連携の上、JICA等の力を借りながら来年度以降に向けた相互教育連携と支援及びSDGs推進の実現に向けて動いていきます。

 

 

「いのちの教育講演会」を開催

 9月25日(水)、1年生から3年生を中心に約600名の学生を対象として、出雲市議会議員の玉木 満氏(元消防吏員・救急救命士)を講師に迎え、「いのちの教育」講演会を開催しました。
 この講演会は、いじめ防止・自殺予防のため、自他の生命を尊重する心を育て、豊かな人間性や社会性を育み、命を大切にする心や他人を思いやる心の育成を図ることを目的として、毎年開催しているものです。
 玉木氏は、救急救命士のときに経験された、救えたいのち・救えなかったいのちの事例や、消防の仕事、いのちの脆弱性、いのちの最前線での活動等を語られました。
 講演を聞いた学生達からは、「実際にいのちを救う活動の事例がとても印象に残りました。」や「お話しがリアルでいのちの大切さをより知ることができました。」といった感想があり、いのちの大切さを学ぶ非常に良い機会となりました。

 

第53回ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテストにて受賞

令和元年9月22日(日)に松江市総合文化センター(プラバホール)にて「第53回ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテスト」が開催され、2名の学生が参加しました。シニアの部においてD3田部啓太くんが "The Eater of Dream"(「夢を食うもの」) 、C3小竹勇平くんが"Oshidori"(「おしどり」) と、それぞれ見事なストーリーテリングを披露しました。結果、田部君は八雲会長賞(第3位)を小竹君は八雲会奨励賞を受賞しました。おめでとうございます。

中国・四国工学教育協会高専教育部会教員研究集会を開催

9月9日(月)に岡山市のピュアリティまきびにおいて,松江高専が主幹となり,令和元年度 中国・四国工学教育協会高専教育部会教員研究集会が開催されました.中四国の高専から合計23名の参加がありました.最初に,島根大学教育学部附属学校学習生活支援研究センターの宮崎紀雅准教授に「学生の個性に合わせた教育方法について」のご講演を頂きました.その中で,学生によって得意とする学習スタイルが異なること,松江高専の学習スタイルの特性などを教えて頂きました.その後,ご講演内容を踏まえ,学生の個性に合わせた指導方法についてグループディスカッションを行いました.各グループとも活発な議論が進められ,有意義な情報交換をすることができました.ここで得られた知見は,参加教員によって各高専へ持ち帰られ,今後の教育に活かされるものと期待されます.

 

第3回新任教員研修開催

 9月19日(木)、FD/SD(Faculty Development/Staff Development)委員長 武邊勝道 准教授により、第3回新任教員研修会が開催されました。研修テーマは「教員としてのキャリア形成の心得」でした。新任教員たちは、教務主事原 教授から「昇任を視野に入れた教員としてのキャリア形成」についてお話がありました.また,キャリア支援室室長の服部教授から,教員としてだけでなく,一人の人間としてのキャリア形成を考える「ライフキャリアレインボー」についてご紹介頂きました.そして,FD/SD委員長 武邊 准教授より「自分のタイプを理解して活かす」ことについて説明を受けました。FD/SD委員会では今年度も新任教員の支援に注力し、教員の授業力・学生指導力・研究室運営力の改善と同僚性の醸成を目指していきます。

情報工学科台湾研修旅行

 情報工学科5年生10名と教員2名が9月9日から14日まで台湾へ研修旅行に行きました。台湾東部の花蓮市にある国立東華大学での文化交流会が主な目的で、情報工学研究科顏士淨教授の研究室を訪問し、学生と英語で発表会を行いました。東華大学は広大な敷地を持つきれいな大学で、10階建ての図書館は屋上からの眺めが素晴らしく観光名所のようでした。また、顏教授や東華大生と一緒に1日観光に出かけ、タロコ渓谷、七星譚海岸、東大門夜市を一緒に回りました。ほとんどの学生が初めての海外でしたが、どうにか英語でやり取りして東華大生と仲良くなることが出来ました。台北や九份でも観光し、美味しいものをたくさん食べ台湾を満喫することが出来ました。東華大学生をはじめ、多くの台湾人にとても親切にしてもらい、みなとても台湾が好きになったようです。今回の研修旅行で皆大いに刺激を受けたようで、特に英語学習のやる気スイッチが入った学生が多く、今後に期待です。

[参加学生コメント]
真島 皓太郎:初めての海外旅行でしたが、想像以上に楽しかったです。料理も美味しくて、ぜひまた行きたいです。

内藤 真星:言葉、街並み、人、食べ物等様々な点で知らない世界を知ることができ、世界の広さと自分という存在の小ささを感じました。この世界にとって何者でもない私は、きっと何者にでもなれる。そんな可能性を感じました

川上 竜乃進:初めての海外だったこともあり、様々なこと心配していましたが、言葉が通じなくても気持ちは通じるんだと実感しました。その体験は普段私たちがとっているコミュニケーションは気持ちの交換であるということを再認識させてくれました。また私たちとは違う文化、共通する文化、その両方に触れることで、違いを大切にすることと共通したことを大切にすることの喜びを感じました。

小瀧敦也:初めての海外旅行で不安でしたがとても濃く充実した6日間を過ごすことが出来ました。大学訪問で現地の大学生と話し、英語でのコミュニケーションや文化の違いに触れることで日本ではなかなか無い経験ができたことを嬉しく思います。特に自分と同じ年齢の学生が自分と近い研究をし、その内容を英語でプレゼンしているのを見て自分も負けていられないと強い刺激になりました。

勝代 遥斗:初めての外国で自分の知らない文化に多く触れることが出来て、同時に世界が自分の知らないことで溢れているのだろうと思いました。まだ若く体力のある学生の間に様々な国の文化に触れてみたくなり、今回の旅行はそう思う良いきっかけとなりました。非常に楽しかったです。

F:今回の研修旅行は、今まで日本で過ごしてきて一度も経験できなかったことを経験することができました。日本語が通じないこと、日本の文化にはないもの、考え方の違いなどいろいろありました。それらを経験して自分はまだまだ知らないことがたくさんあるということを再確認できました。だからこそ今は、新しいことにも臆することなく挑戦して、いろんなことを経験し、人間としてスキルアップしていきたいと思えるようになりました。

川中伶真: 海外にいくことでしか見られないもの、観光や東華大学でのプレゼンテーション、学生との交流、どれを取っても今回の研修旅行に参加しなければ得られなかった経験ばかりで、とても充実した旅行になったと感じました。

佐々木翔一:初めての海外旅行でしたが、他国の文化や歴史に触れることができたり、東華大学の方々と交流することができたり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
また、普段とは違い、英語でコミュニケーションを図る機会が多い環境で過ごしたことは、とても良い経験になったと思います。

北村 将騎:台湾は、その歴史も噛み日本と近しい部分がかなり多く、非常に少ない心理的抵抗で活動をすることができました。また、現地特有の味や香り、人の雰囲気など普段は気にしないところからの刺激が新鮮に感じられました。特に良かったのは、なんといっても言語が通じないことでしょうか。それでも、拙い英語とわずかな中国語と大げさな身振り手振りで、思いのほか意思疎通が可能であることに感動しました。再びあの地を踏む機会が楽しみです。

福本 駿:今回の研修旅行で、特に東華大学との交流を通して、私はむしろ世界どこでも同じなんだなと思いました。 生活や文化の違いはあれど、そこに工学を好きな学生がいて、研究室があって、皆で集まって研究しているということが嬉しかったです。あと、タロコの崖はやばい。