2019年5月のトピックス
学生総会を実施


【直野寮】防災避難訓練と寮生総会を実施
5月16 日(木)に直野寮の防災避難訓練と寮生総会が実施されました。
防災避難訓練では、地震によって寮内で火災が発生したことを想定して、本校第1体育館へ避難しました。全寮生の点呼確認を行い、訓練は無事終了しました。その後引き続き行われた寮生総会では、昨年度の事業報告や今年度の事業計画などについて議論され、全ての議題が承認されました。


機械工学科3年生が特殊鋼の切削加工と熱処理の特別授業を受講
5月17日(金)、機械工学科3年生が特殊鋼の切削加工と熱処理に関する特別授業を受講しました。本授業は島根県特殊鋼関連産業振興協議会との連携事業として実施したもので、切削加工の外部講師として秦精工株式会社様、熱処理の外部講師として元日立金 属株式会社安来工場佐波辰夫様をお招きしました。
特殊鋼の切削加工では、特殊鋼の特徴や用途のほか、被削性や添加元素の効果を学びました。続いて、SKD鋼、快削鋼、SUS鋼、ニッケル超合金の被削性を旋盤加工により評価しました。熱処理では、鋼材の用途とJIS分類、熱処理の種類と目的を学びました。続いて、SKD鋼やSKH鋼などを用いた火花試験を行い、ロックウェル硬度計により熱処理前後の硬さを評価しました。


救急法実技講習会を開催


機械工学科3年生が「たたら製鉄を知る」見学会に参加
5月11-12日(土-日)に機械工学科3年生が「たたら製鉄を知る」見学会に参加しました。日本古来の製鉄技法である「たたら製鉄」は近世江戸期に島根の地で発展して、その技術は安来市を中心とした特殊鋼の製造技術に継承されていると言われています。この見学会では、安来市、雲南市、庄原市にある4機関の施設を訪問して、たたら製鉄に関連する地域の歴史のほか、製造技術を科学的な視点から学習しました。
初日は、山陰地方のたたら製鉄に関する歴史的変遷や技術的特徴を学ぶとともに、製造業や医療で用いる特殊ガスの製造工程や特徴も学びました。2日目は、現存する雲南市吉田町の菅谷たたらを見学するとともに、国営備北丘陵公園では鳥上木炭銑工場の木原明村下さまのご支援により、古代たたら操業を体験することができました。訪問先では多数の皆さま方にご協力いただきましたこと、お礼申し上げます。
訪問先
5月11日(土) 和鋼博物館 さんそ学習館ケイオス
5月12日(日) 菅谷たたら山内 国営備北丘陵公園ひばの里古代たたら工房