2019年1月のトピックス

1,2年生「ふるさと学」を聴講

1月7日(月)2年生200名を対象に、1月15日(火)1年生201名を対象に、丸山実子氏(島根大学准教授 教育・学生支援機構キャリアセンターキャリア支援部門 部門長)を招いて、講演「ふるさと学」を実施しました。

まず学生たちは、「島根は地域の暮らしやすさ全国1位」「浜田市が缶コーヒー発祥の地」など、丸山氏の視点から語られる島根の凄さにひとしきり興じました。さらに1年生においては「大切にしている『もの』」2年生においては「大切にしたい『生活』」を書き出すことで、自分の価値観を考え、級友たちと共有するワークに取り組み、全体発表をしました。丸山先生からは、「人は自己選択し、自己決定を繰り返してキャリア形成する」「学び方が生き方につながる」等のお話がありました。 

 

木喰仏に関する講演会を実施

1月14日(月)、兵庫県猪名川町主催で天乳寺本堂(猪名川町万善)において、「報告会:木喰仏の3次元画像があなたの前に出現!!」が開催されました。本報告会では本校電子制御工学科の久間教授と福島崇生くん(電子制御工学科5年)が「3次元レーザスキャナを用いた木喰仏のデジタル化」と題して講演を行いました。「木喰仏」とは、江戸時代の遊行僧である、木喰明満上人が彫り遺した仏像のことです。 猪名川町に遺された木喰仏は、木喰明満上人(1718~1810年)最晩年の円熟した作品であり、微笑みを浮かべていることから、”微笑仏”とも呼ばれています。

講演会では、福島学生が卒業研究として取り組んだ3次元レーザスキャンを用いた非接触形状測定の実機デモを行った後、取得した3次元点群データから「使用された木材の材質」「体積」「重心位置」「横転角度」等を求める手法を説明しました。また3次元点群データを用いて3Dプリンタで模型を製作する説明も行いました。現在、模型は猪名川町立「ふるさと館」で常設展示されています。最後に天乳寺の渡辺住職より、「天乳寺木喰仏について、科学の側面から調査することで、これまで不確定であった木喰仏の材質等を非接触で特定することができたことは大変興味深い、更なる研究成果が待たれる」とコメントを頂きました。

 

  

松江清心養護学校との連携授業

昨年12月13日(木)、島根県立松江清心養護学校(松江市東生馬町)において、本校機械工学科2年の授業科目「機械工作実習2」と同校児童・生徒による「生活単元学習」等との連携授業の最終日を迎えました。

この連携授業は、今年度から開始した取組みで、本校学生と同校児童・生徒との交流および共同学習を通して、本校学生にとっては共生社会に対する理解を深めるとともに、同校児童・生徒にとっては積極的に社会に関わり豊かに生きる力の育成がねらいです。そこで、この連携授業では約1ヶ月半の期間に、肢体不自由のある児童・生徒の「学びや生活の質の向上」を目指した製品を学生と児童・生徒が両校の教職員の支援を受けながら一緒に考案し、それを本校学生が機械加工や電子工作のスキルを活かして具現化しました。

この日は、サンタクロースの衣装を学生が身に付け、「学びや生活の質の向上」に役立つ製品として製作した「移動式ベッド」や「階段歩行練習器具」などをクリスマスプレゼントと称して、児童・生徒一人一人に手渡しました。早速、児童・生徒は受け取った“プレゼント”を嬉しそうに試して、製品の強度や使い心地などを確かめました。一方、学生のほうは、児童・生徒が製品を受取る様子を見て満足げに微笑んだり、製品の不具合に対応するため改造案を検討したりしました。

本校では、今後も「ものづくり教育」と「共生社会に向けた教育」を融合した新しい取組みを進めて行きます。