2020年12月のトピックス

教職員を対象としたFD/SD研修会を開催

 12月18日(金)441講義室にて、全教職員を対象としたFD/SD研修会を開催しました。この研修会は、例年実施しているものであり、今回は中国四国工学協会高専教育部会(令和2年度部会長:大津宏康校長)の教員研究集会を兼ねて実施したものです。当日は、中国・四国地区の高専13校をオンラインでつなぎ、本校の教職員75名(一部は各研究室にてオンライン参加)を含め、約100名の参加がありました。研修会では、電源開発株式会社 取締役副社長 尾ノ井 芳樹様を外部講師として招き、『エネルギーと気候変動の課題、電力供給者のチャレンジ』と題した基調講演を行っていただきました。また、鈴木純二教授・学習支援WG主査による『「L/T演習」を軸にした多段階学生間相互支援システム』と題した事例紹介を行いました。基調講演、事例紹介後には、参加者から展望などについての質問もあり、有意義な研修会となりました。

 

湯之奥金山博物館でモノづくり教室開催

 令和2年12月6日(日)電子制御工学科久間研究室の5年生(森﨑陽紀君、常松沙智君、湊大輔君、岡崎舜生君)が考案・製作した「トリプル駆動ロボット」を用いた「モノづくり教室」が山梨県湯之奥金山博物館で実施されました。本博物館では、久間研究室と共同で近隣の鉱山遺跡を科学的手法(遠隔操作ロボット、3次元レーザ測定機、最先端のデータ解析ソフト等)を用いて調査研究しています。「モノづくり教室」はこれらの調査方法に興味関心をもってもらい、未来のエンジニアを育てるプロジェクトとして6年前からを実施しています。使用した教材は卒研生が考案した松江高専オリジナル教材です。そのためほとんどの部品は本校に設置されているレーザ加工機や3Dプリンタで学生が製作した物を使用しました。受講者は、ギヤーボックス、車輪、起き上がり機構等の組み立てを行いました。ロボット完成後は障害物のあるフィールドで走行実験を行いました。受講者からは、「親子で一緒になって楽しく作れた」「倒れても起き上がる仕組みは面白かった」「ものづくりのわくわく感を知ることができて本当に良かった」等の意見が寄せられました。

 

全国ダイバーシティネットワークから認定証を受領

 本校は、全国ダイバーシティネットワークから「女性研究者活躍促進に向けた環境整備等に取組む機関」として認定され、12月14日にオンラインで認定証交付式が行われました。全国ダイバーシティネットワークは、女性研究者等を取り巻く研究環境整備等に取組む機関をつなぐネットワークで、国内外の動向の調査やGood Practiceの全国的な普及・展開を行い、ダイバーシティ研究環境実現に貢献することを目的としており、本校はH31.2月に加入しました。本校では、管理的立場に女性が少ないことから、女性教職員の声を校長へ直接届ける機会として、2014年度から「校長と女性教職員との懇談会」を実施し、女性研究者を取り巻く環境の把握に役立てています。また、「しまね働く女性きらめき応援会議」への参加や、「まつえ男女共同参画推進宣言企業」への認定など、地域と連携してワーク・ライフ・バランス推進等にも取組み、より良い職場環境づくりに向けて活動しています。今後も研究環境のダイバーシティ推進のための取組みを推進します。

全国高専デザコン2020で「日刊建設工業新聞社賞」を受賞

 12月5日(土)・6日(日),オンラインで開催された第17回全国高等専門学校デザインコンペティション(通称:デザコン)in名取の構造デザイン部門に,本校から1チームが参加しました。構造デザイン部門では,34高専34チームが参加し,「紙」を材料とする橋の模型を作製し,その耐荷性やデザイン性を競いました。その結果,本校から参加したチームが「日刊建設工業新聞社賞」を受賞しました。これは,模型の耐荷性とデザイン性が審査員から高く評価されたチームに贈られる賞です。デザコンには,環境・建設工学科の学生が中心となって取り組んでおり,毎年,全国大会に出場しています。今回受賞したチーム6名は,全員が環境・建設工学科の学生でした。模型製作は,構造力学やCAD(Computer-Aided Design)などで学んだ知識を活かして設計をし,それを基に作業を進めていきます。今回の受賞は,より良い作品を製作しようと試行錯誤をしてきた部分が審査員にも伝わった結果だと言えます。来年の大会での更なる飛躍を期待しています。

日刊建設工業新聞社賞

作品名:葉紙(はし)

選手:山崎勝大郎,山本皓成,野津秀太,野田悠斗,蓮岡慶行,大島康生(環境・建設工学科1~4年)

デザコン公式HPはこちら

  

「多田銀銅山遺跡」関連イベントにて鉱山坑道跡探査用ロボット実演

 令和2年11月28日、兵庫県猪名川町多田銀銅山「悠久の館」にて企画展『多田銀銅山遺跡~どうして国史跡になったの?~』の関連イベントが開催されました。当日は本校電子制御工学科久間研究室の卒業研究生である森崎陽紀君、常松沙智君が「鉱山坑道跡の探査用に開発した3次元レーザスキャナ搭載ロボット」の実演を行いました。受講者からは、「ロボットが変形するのがおもしろかった。すごいと思った。」「貴重な体験をさせて頂き、とても楽しく銀山調査の事を勉強させてもらいました。」「鉱山の研究の様子が知れてよかった」などの意見が寄せられました。企画展は多田銀銅山「悠久の館」で令和3年3月28日まで開催されています。展示ブースではロボットを用いて鉱山坑道跡を3次元レーザ測定した結果をご覧いただくことが出来ます。

 

環境・建設工学科2年生が松江市内の建設工事現場を見学

2020年11月27日(金)に、環境・建設工学科2年生が松江市内にある松江土建株式会社の建設工事現場を見学しました。午前中は、IT技術を活用した実施工例やデモ実演を含んだ環境部の事業内容についてのお話を伺い、静間仁摩道路五十猛地区の現場をリモートで見学しました。松江高専OBの方とのリモートでの質疑応答は大変盛り上がり、有意義な時間を過ごすことができました。午後は、松江市営陸上競技場(土木工事)と玉湯中学校体育館(建築工事)の現場を実際に見学しました。まだ学校で習っていない工法に関する説明もありましたが、学生たちは積極的に質問することで、しっかりと内容を理解することができました。自分たちの学んだこと・これから学ぶことがどのように活かされ、どう役立っているかを感じることができ、これから本格的に専門分野を学んでいく学生たちにとってとても良い刺激になったと思います。ご多忙の中、貴重な機会をご提供していただいた松江土建株式会社の皆さま、大変ありがとうございました。

 

令和2年度留学生研修旅行(しまね発見の旅)

 12月5日(土),翌6日(日),留学生およびチューターを対象とした研修旅行を実施しました。今回は留学生6名(モンゴル4名,ブラジル1名,ラオス1名),日本人チューター3名,引率教員1名の計10名で島根県西部を訪れ、日本の自然、歴史および文化について学ぶとともに、留学生、チューターおよび教員との交流を深めました。参加者からは、「和紙を作る体験がとても楽しかった、日本の文化に触れることができて、とても勉強になった」といった感想が聞かれました。

 

 

外国人留学生との交流懇談会開催

 12月9日(水)、本校442講義室にて、令和2年度外国人留学生交流懇談会を実施しました。まず初めに、大津校長より開催のあいさつがあり、その後留学生およびチューターがそれぞれ自己紹介をしました。次に、今年度入学した外国人留学生のムンフビレグさん(機械工学科3年)と、エッディさん(情報工学科3年)が出身国であるモンゴルについてプレゼンテーション形式で発表しました。モンゴルの地理的な説明に始まり、モンゴルの伝統的な住居や衣装などについて日本語で説明しました。最後に、外国人留学生のビトルさん(機械工学科4年)とチングーンさん(情報工学科4年)の2名が11月と12月に実施した研修旅行について報告しました。ビトルさんからは鳥取砂丘から望む日本海がとても美しく、出身国であるブラジルの海を思い出した、チングーンさんからは石見神楽や石見銀山の日本の伝統文化にふれることができたなどの感想を聞くことができました。このほか、参加者より留学生へ出身国のことや研修旅行での思い出などについて質問があり、留学生はそれに答えるなど,和やかな雰囲気で親睦を深めることができました。