3Dプリンタで製作した実物大木喰仏模型を猪名川町に寄贈

 令和2年1月16日、兵庫県猪名川町立「ふるさと館」に電子制御工学科久間研究室の岡垣哲斗君と梅木太嗣君が卒業研究の一環として3Dプリンタで製作した木喰仏「一戎大黒天立像」(兵庫県指定重要有形文化財)の実物大模型を寄贈しました。「木喰仏」とは、江戸時代の遊行僧である、木喰明満上人が彫り遺した仏像のことです。 猪名川町に遺された木喰仏は、木喰明満上人(1718~1810年)最晩年の円熟した作品であり、微笑みを浮かべていることから、”微笑仏”とも呼ばれています。

 製作に際しては、3次元レーザスキャンを用いて木喰仏全身の3次元点群データを取得しました。このデータを専用ソフトで加工することによって3Dプリンタで模型を製作しました。また3次元点群データからは「使用された木材の材質」「体積」「重心位置」等を求めることも可能です。この卒業研究は、普段は鑑賞するだけの文化財を触れることを目的にしています。現在、「ふるさと館」では「木喰仏の3次元画像があなたの前に出現!」と題して企画展を開催しています。是非、展示されている木喰仏模型に触れてみてください。