本校の教育課程は、「5年一貫教育による、豊かな教養と高度な専門技術を身に付けた技術者の養成」という高専教育の目標と「本校の教育方針」の上に立って、一般科目と専門科目の2つの分野から構成されています。

 工業高等専門学校は理工系の高等教育機関ですが、高等学校と同様に、国語・社会・数学・理科・保健体育・外国語(英語)が一般科目として開講されています。したがって、一般的な高校生が学ぶ教養科目も一通り学びます。

 高専に入学して、まず学習するのは、一般科目の授業がほとんどで、専門科目の授業はわずかです。しかし、専門科目の割合は、学年が進むにつれて次第に増加し、高学年になると、授業の大部分を占めるようになります。一般科目の授業と専門科目の授業が有機的に関連づけられて組まれているカリキュラムは「クサビ型」カリキュラムと呼ばれ、高専教育の大きな特徴となっています。

 この「クサビ型」カリキュラムによって、高専では、学生は比較的低学年のうちから自らの専門とする学問の基礎的内容の学習を始めることができます。例えば数学では、大学受験の必要がないため、3年次には大学数学の内容を学び始め、卒業時には大学卒業生に比肩する水準に到達することができるわけです。また、昨今の社会的要請を踏まえて、全国51の国立高専で「高専教育のグローバル化」が推進されているところであり、本校においても実践的な英語コミュニケーション能力を育むカリキュラムの再編が進行中です。

 様々な専門分野の研究者が集まっている人文・数理科学科には、個性豊かでユニークな教員も多く、まさにリベラルアーツとしての幅広い教養を身に付けることができます。とかく専門科目に偏りがちな知識の応用範囲を広げることで,多種多様な人材との協働が求められる「グローバルエンジニア」としての素養が醸成されるのです。

 このように、一般科目は将来、専門科目を深く修めるための基礎学力をしっかりと身に付けるための土台となります。各科目の授業内容については,国立高等専門学校機構が管理・運営するサイト「高専Webシラバス(HPアドレスは下記参照)」で一般にも公開されています。

高専Webシラバス
https://syllabus.kosen-k.go.jp/Pages/PublicSchools?lang=ja

一般科の授業風景

 

英語
 
社会
 
数学 体育

 

一般科目に関するお問い合わせ先

 

人文・数理科学科 学科長  

森山 恭行(このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。